遊び感覚で楽しみながらスグできる!電気料金・節約のコツ

大きな収入アップがのぞめない今、「支出をおさえ、うまくやりくりを!」という思いが静かな節約ブームを作っているようです。
そこで今回は、簡単に[ムリなく・楽しく]実践できる電気料金の節約法を紹介します。毎日のちょっとしたことが、半年、1年となると、意外に大きな差になるものです。

エアコン

設定温度を2度低く(高く)すれば、10%の節電になる!

冷暖房ともに、冷えすぎ、暖めすぎが目立つようです。たとえば始めは高め(低め)に設定し、10分程度たってから設定温度を下げる(上げる)だけでも節電効果があらわれます。1回に10%程度の節電でも、長い目で見ると大きなものです。

設定温度をいつもより、冷房なら2度高めに、暖房は2度低めに

フィルターの掃除は月に1度でも、冷暖房効率にちがいが出る!

フィルターが汚れていると、風量が低下したり、空気の流れが悪くなり、ファンを動かす電力が余計にかかります。せめて月に1度は掃除をすれば、1年で1000円以上の節約になります。

掃除機は片面に新聞紙をあて、反対面から掃除機をかけます。

室外機に日除けをつくるだけで節約になる

室外機が高温の外気にさらされると、室外機自体の温度が上がり、これを下げるためにムダな電力が消費されます。室外機は日陰で風通しのよい場所に設置したいものです。無理なときは板などで日除けをするだけでも、夏だけで約5%の節電ができます。

照明

同じ明るさで使う電気料は白熱灯の1/4!蛍光灯はおトク

白熱灯の寿命は約半年、それに比べ蛍光灯は1年半ほどです。また消費電力も蛍光灯のほうが少なくすみ、同じ明るさでも電気料金は白熱灯の約1/4になります。これなら多少価格は高くても蛍光灯を買うほうがお得です。

蛍光灯は丸型よりも直管型がおトク。

蛍光灯の丸型は長さが約54センチ、直管型は約63センチです。同じワット数でも直管型のほうが明るく感じるのはこんな理由からです。

消費電力もかわらないので、同じ蛍光灯を使うなら、丸形より直管型がお得です。

冷蔵庫

冷蔵庫への入れ過ぎは1年で6000円以上のムダ!

冷蔵庫の中は常に整理整頓を心がけ、入れるものは総容量の1/3程度におさえるのがベスト。詰めこみ過ぎると冷気の循環が悪くなり、消費電力が約5%も増え、年間に換算すると標準的な大きさの冷蔵庫で6000円以上のムダになります。

ドアの開閉と開けている時間は必要最小限に!

ドアの開閉やドアの開いた状態は冷気を逃がし、庫内の温度をあげてしまいます。中には何が入っているかメモをしてドアにはっておけば、食品をさがしてドアを開けっ放し、ということもなくなります。ここでも整理整頓は大切です。

在庫メモで冷蔵庫内の食品がひと目でわかる!

ドアパッキングがゆるんでいると1年で1000円以上のムダ!

冷気の漏れを防ぐドアパッキングがゆるんでいると、冷気が漏れて消費電力がムダになり、1年では1000円以上のロスがでます。ときどき名刺やハガキをはさんでみて落ちてしまうようなら、パッキングの交換時期です。

これだけで大きなちがいが出る! 冷蔵庫の置き場所3つの条件

  1. コンロのそばや直射日光のあたる場所に置かない!
    冷蔵庫は外気の影響で冷却効率が悪くなります。外気が15度の時に比べ、30度では80%も余計に電気を消費します。
  2. 壁から離して設置する!
    壁につけ過ぎると放熱効果がうすれ、ムダな電力を消費してしまいます。後面は約10センチ、側面は約2センチの隙間をつくりましょう。
  3. 冷蔵庫の上に物を置かない!
    上に物をのせたり、天井との間が10センチ以上ないと、約10%のムダな電力が消費されます。

テレビ

テレビはリモコンで電源を切るだけでなく、
主電源を切る!

リモコンのスイッチをオフにするだけでは、待機電力といって、じつは電気が消費されていきます。テレビを見ない時は主電源のスイッチを切るようにすると、20時間で約30円の節約に。また旅行などで長期間留守にする場合は、コンセントも抜くとより効果的です。

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