アロマセラピーで心と体をリラックス!

最近よく耳にする「アロマセラピー」とは、植物の種子や花、葉、果実などから抽出した「エッセンシャルオイル(精油)」の香りをかぎ、心や体を健康にしていく療法のこと。アロマセラピーが浸透しているヨーロッパでは、各家庭に常備薬として、エッセンシャルオイルが置かれています。風邪のひきはじめや肌荒れ、生理痛などに効果があるほか、ストレスやイラつきなどの精神的な疲労にも有効です。

エッセンシャルオイルにはさまざまな効用があります(別表参照)。しかし大切なのは効用にとらわれず、自分の好きな香りを見つけることです。

その方法もさまざまですが、ここでは家庭で手軽にできるアロマセラピーの方法を、いくつかご紹介します。

お風呂に入れる

すこしぬるめのお湯にエッセンシャルオイルを2〜3滴入れ、よくかき混ぜてから、ゆったりとした気分で10〜15分入浴します。

アロマキャンドルをたく

精油を熱で温めて揮発させ、室内でその香りを楽しむ方法です。キャンドルの器にオイルを2〜3滴たらし、後はランプの熱によってオイルが温まるのを待つだけ。
しばらくすると蒸発したオイルが、部屋をいい香りで満たしてくれます。就寝前に行うと、一日の疲れを癒してくれます。

エッセンシャルオイルの種類は約200種類。まずは好きな香りを見つけてみよう。

このほかにも、薄めたオイルをマッサージに使ったり、化粧水や石けんを作ったり、などの楽しみ方があります。

<ワンポイント・アドバイス>

エッセンシャルオイルは、直接肌につけないようにしてください。かぶれや炎症を起こす場合もあります。

購入の際は、100%ピュアなオイルを選んでください。ちなみにラベンダーで一瓶(9ml)2,000円前後から売られています。

妊産婦、乳幼児の使用はさけてください。

代表的なエッセンシャルオイルとその効果
ラベンダー 甘みのあるやさしい香りで、心を落ち着かせ、ストレスを和らげてくれる。落ち込んでいる時に効果的。
ローズマリー ハーブらしい刺激的な香り。疲れている心を元気づけ、頭をクリアにしてくれる。朝の眠気ざましにも。
カモミール 鎮静、鎮痛作用に優れ、イライラをしずめてくれる。生理痛、頭痛にも効果が。上品なリンゴのような香り。

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