責任準備金の積立方式と積立率

十分な水準の責任準備金を平準純保険料式によって積み立てています。

責任準備金とは、生命保険会社が将来の保険金などの支払いを確実に行うために、保険料や運用収益などを財源として積み立てる準備金のことで、保険業法により積み立てが義務づけられています。責任準備金の代表的なものには、平準純保険料式とチルメル式の2種類があり、当社はより手厚い積立方式である平準純保険料式によって積み立てています(積立率100%)。

  2023年12月末
積立方式 標準責任準備金対象契約 平準純保険料式
標準責任準備金対象外契約 平準純保険料式
積立率(危険準備金を除く) 100.0%
(注)

1.積立方式及び積立率は、個人保険及び個人年金保険を対象としております。

2.平準純保険料式は、保険業法の規定に基づく手厚い積立方式であり、標準責任準備金はこの方式により積み立てることとされております。

3.積立率については、標準責任準備金対象契約に関しては平成8年大蔵省告示第48号に定める方式により、また、標準責任準備金対象外契約に関しては平準純保険料式により計算した保険料積立金、及び未経過保険料に対する積立率を記載しております。

イメージ図(養老保険の場合)

  • 平準純保険料式
    事業費を保険料払込期間にわたって毎回一定額(平準)と想定し、責任準備金を計算する方法です。
  • チルメル式
    事業費を初年度に厚くし、初年度以降、一定の期間(チルメル期間といい、5年、10年などの期間があります)で償却すると想定し、責任準備金を計算する方法です。
    (注)チルメル期間中は平準純保険料式の方が責任準備金は多く積まれます(以降は同じ)。

責任準備金残高

当社の2023年12月末の責任準備金は、5兆8,784億円(前年度末比0.1%増)となりました。

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