太陽生命では、従業員が「元気」に働いてこそ、お客様と社会の「元気」に貢献することができると考えています。多様な人材がいきいきと長く働くことができるようにするため、人事制度の刷新、スマートワークの推進、育児・介護・傷病治療等と仕事の両立を支援する制度の整備、クアオルトをはじめとする健康増進施策の実施など、さまざまな取組みを行ってきました。今後も、“元気に長生きする”という社会的課題に応える生命保険会社として、従業員一人ひとりが元気に長く働くことのできる職場環境の構築に向け、全社を挙げて取り組んでいきます。
~人事制度の刷新~
太陽生命では、2017年4月から定年を65歳に延長し、定年後も最長70歳まで働くことができる人事制度を導入しています。
さらに2020年4月からは、人事評価基準をより明確化し、成果に応じた処遇を実現する人事制度を導入し、これまで以上に若手からシニアまで年齢にかかわらず高い意欲をもって働き、能力を発揮することができる環境を構築しています。
~健康経営の推進~
太陽生命では、従業員が元気に長く働くことができるよう、「予防・健康づくり」「早期発見」「重症化予防」のための取組みを推進しており、「健康経営優良法人(ホワイト500)(*)」に2017年から6年連続で認定されています。疾病予防・健康増進に効果のある「クアオルト健康ウオーキング」を実施し、従業員の健康づくりを推進しているほか、e-ラーニング等を活用して健康意識の向上を図っています。加えて、疾病の早期発見のため、将来認知症になるリスクを判定する「軽度認知障害(MCI)スクリーニング検査」、「現在、がんである可能性」と「将来、脳卒中・心筋梗塞、糖尿病になるリスク」を一度に評価できる「アミノインデックス®リスクスクリーニング」を福利厚生として導入しています。また、健康診断の結果、再検査が必要となった場合や特定保健指導の対象となった場合には、会社と健康保険組合が連携して対象者に受診勧奨を行い、重症化予防に取り組んでいます。
(*)健康経営優良法人(ホワイト500)
経済産業省が日本健康会議と共同で、大規模法人のうち保険者と連携して優良な健康経営を実践している企業を顕彰する制度。健康経営優良法人2020 より、健康経営優良法人(大規模法人部門)認定法人の中で、健康経営度調査結果の上位500法人が通称「ホワイト 500」として認定されている。
~「プラチナくるみん」8年連続認定~
太陽生命では、仕事と育児との両立に関して、法令を上回る支援制度を整備しているほか、スマートワークに向けての取組みを推進してきました。その結果、仕事と育児との両立支援に関する高い水準の取組みを行っている企業として、2015年から8年連続で「プラチナくるみん」の認定を受けています。「育児休業」を最長3年間取得可能としているほか、「短時間勤務制度」は子どもが小学校を卒業するまで利用することができます。また、男性従業員の育児参加をより一層推進するため、「育児参加のための休暇(*)」を設けており、男性の育休取得率は2016年から7年連続で100%となっています。さらには、総労働時間の縮減・有給休暇の取得促進等によるワーク・ライフ・バランスの推進にも力を入れており、有給休暇の平均取得日数は14.6日、1ヵ月あたりの時間外勤務時間は平均1.5時間となっています(2021年度実績)。
(*)育児参加のための休暇
配偶者が出産し、子が3歳に達するまでの間、通算して20日間取得することができる特別休暇(給与を全額支給する休暇)。