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がん保険

がん保険の加入率はどれくらい?
いつから検討すればいいの?

厚生労働省が発表している死因順位では、昭和56年(1981年)以降、第1位ががん(悪性新生物)となっており、かつその割合は増加傾向にあります。[注1]

この記事では、どのくらいの人が、どのタイミングでがん保険に加入しているのか、いつから加入を検討すればよいのかなどを解説します。
[注1]厚生労働省「令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況」p.10

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がん保険の加入率の推移

がん保険の加入率は年々上昇傾向にあります。
公益財団法人 生命保険文化センターがまとめた「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」によると、令和4年における民間保険のがん保険・がん特約の加入率は35.2%と、全体のおよそ4割近くに達しています。[注2]

2001年(平成13年)では19.1%でしたので、約20年で加入率が2倍近く上昇したことになります。

がんに罹患し、死亡した人の数が年々増えるにつれて、がん保険へのニーズも高まっていることがうかがえます。

※詳しくは「がん保険の選び方、おすすめは?年代別に異なるリスクを知ろう!」でも解説しています。

[注2]公益財団法人 生命保険文化センター「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」p.77

性別・年代別がん保険の加入率

性別・年代別のイメージ

がん保険への加入率は、性別や年代によって大きな差が見られます。

以下では、公益財団法人 生命保険文化センターによる「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」をもとに、性別・年代別の民間がん保険への加入率を表にまとめました。[注3]

年代 男性 女性
20代 12.3% 18.6%
30代 40.4% 42.1%
40代 43.2% 44.9%
50代 43.9% 43.3%
60代 40.5% 31.9%

男性・女性ともに、がん保険への加入率は男性は50代、女性は40代が最も高くなっています。

特に40代男性のがん保険加入率は43.2%となっており、約2人に1人ががんへの備えを確保していることがわかります。

30代から、がん保険の加入率が高くなっていることが見て取れます。年齢が高くなればなるほど、がんの罹患率が高まるのが一般的です。「早めにがんに備えておこう」というニーズが、30代から高まっていると言えるでしょう。

また、男性は50代、女性は40代でがん保険の加入率がより高くなります。働き盛りで、がんによる収入減少に備える意味合いもあり、がん保険への加入が加速していると考えられるでしょう。
国立がん研究センターが発表している「最新がん統計」によると、全がんの罹患率は、男性は40代以降、女性は30代以降から上昇し始めています[注4]

がんの罹患リスクと共に保険の加入率も高まる傾向にあるようです。

また、がんの罹患率が低い20代も、がん保険の加入率は10%以上となっています。

20代になると、就職して親元から自立したり、結婚したりする人も出てくるため、万一に備えて早めにがん保険に加入する人が一定数いることが推測されます。

なお、50代・60代になるとがんの罹患リスクはますます高くなります。多くの女性は40代から、男性は50代からがん保険に加入して備えていることがデータから読み解けるでしょう。
年代別のがんの罹患率を考慮すると、50代・60代でも老後資金への影響も考慮して、がんへの備えは充実させておいた方がよいでしょう

[注3]公益財団法人 生命保険文化センター「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」p.77
[注4]国立がん研究センター「最新がん統計」

持家世帯はがん保険の加入率が高い!

民間のがん保険への加入率を住居種類別にチェックすると、賃貸住宅や社宅などの借家に住んでいる人の加入率が29.4%であるのに対し、持家世帯の加入率は36.9%となっています。[注5]

特に住宅ローンありの持家世帯のがん保険加入率は45.9%であり、多くの世帯がもしもの場合に備えています。

団体信用生命保険に加入している場合、被保険者が死亡した場合はローン残債がゼロになりますが、がんで入院中・治療中の間は、従来通り毎月住宅ローンの返済を行わなければなりません(※)

(※)がんなど三大疾病となった場合に保障される団体信用生命保険もあります。

住宅ローンを抱えている人ほど、万一の時の備えをしっかり確保している実態がうかがえます。

[注5]公益財団法人 生命保険文化センター「2022(令和4)年度『生活保障に関する調査』(2023年3月発行)」、第U章 医療保障「ガン保険・ガン特約、特定疾病保障保険・特定疾病保障特約の加入率」

ライフステージ別がん保険の加入率

結婚などライフステージのイメージ

がん保険の加入率は、結婚や子どもの有無といったライフステージによっても差が生まれます。

以下では、公益財団法人 生命保険文化センターによる「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」をもとに、民間のがん保険加入率をライフステージ別にまとめました。[注6]

ライフステージ がん保険加入率
未婚 19.3%
既婚・子どもなし 39.3%
末子未就学児 48.0%
未子小学生 49.6%
未子中・高校生 43.8%
未子短大・大学・大学院生 45.0%
子(未婚)就学終了 36.8%
子(既婚)就学終了 31.7%

未婚と既婚では、既婚の方ががん保険への加入率が20%高くなっています。

子どものいない夫婦のみの世帯でも、「配偶者にがん治療や生活費の負担をかけたくない」という意識から、がん保険の加入率は4割近くと高い傾向にあるようです。

一方、同じ既婚でも、子どものいる世帯はさらにがん保険の加入率が高く、未就学児〜大学生の末子がいる世帯では4割以上ががん保険に加入しています。

文部科学省がまとめた「子供の学習費調査」の結果によると、子どもが幼稚園〜高校まですべて公立の学校に通学した場合の学習費総額は約574万円、すべて私立の学校に通った場合は約1,838万円もの学費がかかるという結果が出ています。[注7]

さらに大学に入学した場合、4年間で約237万円〜524万円ほどの学費がかかるといわれています。[注8]

子どものいる家庭ががん保険の加入率が高いのは、大黒柱ががんで働けなくなってしまった場合、学費を工面するのが難しくなるリスクを考慮したものと考えられます。

すべての子どもが就学を修了した後は加入率が4割を下回っていることからも、子どもの教育費がかかる時期に手厚い保障を確保している世帯が多いことがわかります。

[注6]公益財団法人 生命保険文化センター「2022(令和4)年度『生活保障に関する調査』(2023年3月発行)」、第U章 医療保障「ガン保険・ガン特約、特定疾病保障保険・特定疾病保障特約の加入率」
[注7]文部科学省「令和3年度子供の学習費調査の結果について」p.2
[注8]独立行政法人 日本学生支援機構「令和2年度学生生活調査結果」p.5をもとに太陽生命にて計算

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男性は30代まで、女性は20代後半までに検討しよう!

がん保険の加入率は、年齢やライフステージごとに異なりますが、やはり結婚をし、子どもがいる世帯ほど加入する割合が多いようです。

ただし、ライフステージを問わず、男性は40代後半から、女性は30代半ばから徐々にがんの罹患リスクが上昇する傾向にあります。

結婚や出産、マイホームの購入、子どもの就学などライフステージの進み具合は人それぞれですので、男性なら30代まで、女性なら20代後半までにはがん保険への加入を検討することをおすすめします

「がん保険の選び方がわからない」という方は、「がん保険の選び方、おすすめは?年代別に異なるリスクを知ろう!」もあわせてご覧ください。

太陽生命でがんのリスクに備える!

がんに備えたい場合は、太陽生命のがん保険への加入を検討しましょう。がんは日本人の死因第1位であることからも、幅広い世代の方が備えておくのがよい病気と言えるでしょう。

太陽生命ダイレクト スマ保険「がん・重大疾病予防保険」は保障範囲が広いところが魅力です。がんを含めた疾病に備えたいとお考えの方は、ぜひご検討ください。

まとまった一時金で罹患時のリスクに備える

太陽生命ダイレクト スマ保険「がん・重大疾病予防保険」なら、生まれて初めてがんに罹患し、診断確定されたとき、まとまった一時金を受け取ることができます。

まとまった一時金の保障があるため、治療のために仕事を休むことになった場合の収入減などにも対応しやすいでしょう。医療費負担だけでなく、生活費に関する不安の軽減にも役立ちます。

がん以外の重大疾病にも備えられる

太陽生命ダイレクト スマ保険「がん・重大疾病予防保険」は、がん以外の所定の重大疾病も保障範囲に含まれます。

脳卒中や急性心筋梗塞、高血圧性疾患などによる重大疾病状態に該当した場合も、まとまった一時金が受け取れるので安心です。
なお、がん・重大疾病保険金のお支払いは1回限りです。

具体的には、以下の疾病で所定の状態に該当する場合は、保障対象となります。

● 急性心筋梗塞
● 脳卒中
● 糖尿病
● 慢性腎不全
● 肝硬変
● 高血圧性疾患
● 大動脈瘤・大動脈解離
● 慢性呼吸不全
● 慢性膵炎
● その他の臓器の障害

がん以外の病気も幅広く保障されるため、大きな安心材料となるでしょう。

先進医療保険の付加が可能

先進医療保険を付加すれば、先進医療に関する費用も保障されます。「必要に応じて先進医療を受けたい」と考えている方にとって、先進医療保険を付加できる点は大きな魅力の一つです。
先進医療は全額自己負担で、中には数百万円かかる治療もあります。

太陽生命ダイレクト スマ保険「がん・重大疾病予防保険」に先進医療保険を付けておけば、健康保険が適用されない先進医療を受けたとき、1回の先進医療の療養につき1,000万円、通算2,000万円を限度に保障されます。

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まずはかんたん見積りで保険料を確認しよう

太陽生命ダイレクト「スマ保険」では、生年月日と性別を入力するだけで保険料の見積りができます。

かんたん見積り」では、数分ほどで保険料のシミュレーションが可能です。必要な保障を組み合わせてシミュレーションできるため、保険の見直しをご検討の際などにも便利です。ぜひお気軽にご活用ください。

まとめ

がんは年齢が上がるごとに罹患率が高まるうえ、就業不能に陥るリスクの高い疾病ですので、がんと診断された時点で手厚い保障を受けられる太陽生命ダイレクト「スマ保険」で、がんへの備えを充実させてみてはいかがでしょうか。

太陽生命ダイレクト スマ保険「がん・重大疾病予防保険」は、がんだけでなく脳卒中や急性心筋梗塞などの疾病にも対応しています。医療費負担だけでなく、収入減にも備えられる保険です。

太陽生命ダイレクト スマ保険「がん・重大疾病予防保険」について興味・関心を持たれた方は、ぜひこちらからご検討ください。

※当コラムでは商品の概要を説明しています。詳細につきましてはこちらをご確認ください。

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