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基礎知識

賢く貯蓄をする方法とは?
具体的な方法とポイントを紹介

世の中には、貯蓄がうまくできる人と、思うようにできない人がいるでしょう。金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和4年調査結果」によると、金融資産非保有の割合は20代が42.1%、30代は32.4%にも上っています。[注 1]

この結果から、積極的に貯蓄していない人も多いと考えられます。

本記事では、賢く貯蓄をする具体的な方法と、貯蓄を続けていくうえで重要なポイントについて解説します。

[注 1] 知るぽると「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」

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貯蓄をする大切さとは?

思うように貯蓄ができていない人のなかには、貯蓄の大切さを十分に理解できていないことが原因である場合も多いでしょう。貯蓄の必要性を理解しきれずに貯蓄を始めても、継続することは難しいかもしれません。

ここでは、貯蓄することの重要性についてみていきます。

急な出費や大きな出費へも安心して対応できる

生活をしていくなかで、急な出費や大きな出費が予想外に発生することがありますが、貯蓄をしていれば、安心して対応できます。

たとえば、ケガや病気による治療費、知り合いの冠婚葬祭への出席などです。普段から貯蓄をしておくことで、これらの出費にも安心して対応できます。

また、人生の大きな出費といえば、マイホームの購入でしょう。いざ気に入った土地や家に出会えたとしても、購入には仲介手数料などさまざまな費用が必要になります。こういったときでも、十分な貯蓄があれば、購入までスムーズに進めていくことが可能です。

ゆとりのある生活ができる

いざというときの備えだけでなく、ゆとりある生活を送ることも貯蓄の大きな目的です。
貯蓄がある人と貯蓄がない人では精神的・金銭的なゆとりの面で差が生じやすくなります。
たとえば、新たな挑戦として転職を考えている場合、貯蓄がない人は「転職活動中に資金が枯渇してしまったらどうしよう」と考え、転職を決断できないこともあるでしょう。その点、貯蓄がある人は転職活動中の生活費の心配はないため、思い切って転職を決断しやすくなります。

買い物をする際にも同じことが言えます。欲しいものがあっても「お金がないから我慢するしかない」のと「お金はあるけど買わない」とでは、精神的な部分で大きく違います。

このように貯蓄があれば選択肢が広がり、より豊かな生活を実現できる可能性が高くなります。

上手に貯蓄をするためのポイント

ここまで貯蓄の大切さを解説してきましたが、今までうまく貯蓄ができなかった人にとって、貯蓄は簡単なものではないかもしれません。
まずは以下で紹介する貯蓄をするためのポイントを押さえて、少しずつ貯蓄に対する知識を高めていきましょう。

目標貯蓄額と貯蓄する期間を決める

最初に貯蓄に対して目標と期間を設定することです。これらを設定することでゴールから逆算でき、毎月の必要な貯蓄額が明確になります。

「今年の秋までに旅行資金20万円を貯める」や「来年の◯月までに引越し資金30万円を貯める」などと自由に設定してください。ゴールが設定されていれば、貯蓄することが楽しくなり、ワクワクしながら貯蓄できるようになるでしょう。

ただし、目標設定によっては途中で挫折する可能性を高めてしまいます。あまり無理な目標を設定しないようにしましょう。

家計の収支を把握する

次に家計の収支を把握します。そのためには、家計簿をつけることが重要なポイントです。家計簿をつけることで、何にいくらお金がかかっているのかが「見える化」できるからです。「見える化」することで、無駄な出費が浮き彫りになり収支の削減につながります。

近年では、レシートを読み込んだり、クレジットカードと紐づけたりするだけで気軽に家計管理ができるスマートフォンアプリもあります。自分に合ったアプリを使用すれば、無理なく続けられるでしょう。

おすすめの貯蓄方法を紹介!

ここからは、おすすめの貯蓄方法を4つ紹介します。

1. 先取り貯蓄をする
2. 貯金用口座を分けて管理する
3. 固定費を見直す
4. 貯蓄性の高い保険商品で貯蓄する

1. 先取り貯蓄をする

先取り貯蓄は、1ヵ月の最後に残ったお金を貯蓄にまわすのではなく、毎月給与が入った時点ですぐに貯蓄を完了させることです。

たとえば、給与が手取りで30万円の場合、振り込まれてすぐに3万円を別の銀行口座に移して残った27万円で生活します。このように、毎月一定額を自動的に貯蓄していけば、1年後には最低でも36万円の資産が積み上がります。

先取り貯蓄をすることで自動的に貯蓄できる仕組みが作られ、気づかない間に資産が増えていくので、思うように貯蓄できない人におすすめの方法です。

2. 貯金用口座を分けて管理する

貯めたお金を別の目的に使ってしまわないよう、貯金用口座を分けて管理する方法も有効な手段です。1つの口座で管理をしてしまうと、つい気持ちが緩んで引き出してしまいがちになります。

生活用と貯金用の口座を分けておけば、資金の使い道が明確になり、不必要な支出を抑制しやすくなるでしょう。

自動振り込みがおすすめ

貯金用口座を分けることは非常に効果的ですが、毎回給与が振り込まれるたびに別口座に移す作業を面倒に感じる人もいるでしょう。その場合は自動振り込みサービスがおすすめです。

このサービスを活用すれば、手動でお金を別口座に移動させる必要がなくなり、時間と手間を軽減できます。多くの銀行が自動振り込みサービスを提供しているのでぜひ活用してみてください。

3. 固定費を見直す

固定費の見直しは積極的に実施したいところです。食費などの変動費を減らすことは心理的なストレスが大きくなります。

一方で、固定費の場合は一度カットしてしまえばストレスをあまり感じずに継続できることが多いようです。見直しやすい固定費は次のとおりです。

● スマホ代や通信費
● 生命保険料
● サブスク費
● 住居費
● 水道光熱費
● 車関連費

このように、見直しやすい固定費は多くあるので、実践できそうなものから取り組んでみましょう。削減した分を貯蓄に回すことで、設定したゴールに効率よく近づけるはずです。

4. 貯蓄性の高い保険商品で貯蓄する

貯蓄性の高い保険商品に加入するのも、おすすめの手段です。貯蓄性の高い保険商品は、万一の際に備えながらも「解約返戻金」や「満期保険金」などが支払われる特徴があり、貯蓄機能も兼ね備えた商品となります。

毎月自動的に保険料を支払うため、前述で紹介した先取り貯蓄の効果も発揮します。
以下が代表的な商品です。

● 学資保険
● 終身保険
● 養老保険
● 個人年金保険

ただし、これらの保険商品は短期間で解約すると、払込保険料に対して解約返戻金が大幅に下回る場合もある点に注意が必要です。活用する際は解約する可能性の低い資金で行いましょう。

個人年金保険で貯蓄する

ここからは、前述でおすすめした貯蓄性の高い保険商品から、個人年金保険に焦点を当てて解説していきます。資産形成において、株式や投資信託、不動産などの金融資産の保有が重要になりますが、個人年金保険もその1つです。

個人年金保険は、一般的に保険料払込期間満了まで保険料を払い込むと、元本が保証されるため、株式や投資信託などに比べて、比較的安全で貯金に近い資産形成手段となります。

個人年金保険とは

個人年金保険とは、毎月一定額の保険料を払い込んで老後の資金に備える私的年金制度です。[注 2]公的保険ではないため加入は任意となり、一定年齢になると掛け続けた積立金から年金として受け取れます。
個人年金保険のメリットは主に次の2つです。

● 自動的に年金原資を積み立てられる
● 最大4万円の所得控除を受けられる

この個人年金保険も自動的に毎月保険料が引き落とされるため、前述の先取り貯蓄と同じような効果が期待できます。

一方で、短期間で解約すると払込保険料に対して解約返戻金が大幅に下回る可能性があります。しかし、このデメリットを利用すれば、受け取り期間まで手をつけづらい形で自然と貯蓄を積み上げられ、貯蓄が苦手な人でも安心して資産をつくることができるでしょう。

個人年金保険に関する情報は「個人年金保険とは?種類やメリット・デメリットを徹底解説!」でも詳しく解説しています。

[注 2]公益財団法人 生命保険文化センター「個人年金保険」

税負担も軽減できる

個人年金保険は税負担軽減の面でも有効な手段となります。生命保険料控除の対象となり、掛金によって最大4万円の所得控除を受けられます。[注 3]この制度を活用することで、所得税と住民税の節税が可能です。

現在は低金利時代のため、銀行口座に預けていても利息はほとんどつきません。一方で、個人年金保険であれば所得控除を活用でき、年末調整で税金が還付されるため、銀行に預けるよりも経済的に有利といえるでしょう。

[注 3]公益財団法人 生命保険文化センター「税金の負担が軽くなる『生命保険料控除』」

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太陽生命ダイレクトの「個人年金保険」なら、公的年金では補いきれない将来の資金が準備できます。スマホから簡単に申し込めて、毎月コツコツ貯めることができます。

商品のポイント

太陽生命ダイレクトの「個人年金保険」のおすすめポイントを4つ紹介します。これから少しずつ貯蓄していきたい人にとくにおすすめです。ぜひご確認ください。

1. 月々5,000円から払込可能!

この先、保険料を払い続けていけるか心配という人もご安心ください。太陽生命ダイレクトの「個人年金保険」は、毎月5,000円から始めることができます。

2. スマホで申込みできる!

保険料の見積りや契約手続きはスマホがあれば、すべて完結します。お店に行く時間がない、自分のペースでじっくり検討したいという人におすすめです。

3. クレジットカードで支払える!

保険料の支払いはクレジットカードにも対応しています。クレジットカード払いなら振込用紙を紛失した、口座残高の不足により引き落としが失敗したなどのトラブルが起こる心配はありません。

4. 税負担が軽減できる!

個人年金保険は、所定の条件を満たすことで所得控除の対象になります。所得税なら最大で4万円、住民税なら2万8,000円の控除が受けられます。

自分にあったプランで保険料の確認をしてみよう

かんたん保険料見積りを使えば、「短期お手軽プラン」「長期じっくりプラン」でそれぞれ見積りができます。自分の貯蓄プランにあわせて必要な保険料がわかるので便利です。

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まとめ

貯蓄が得意な人もいれば、苦手と感じる人も多いですよね。貯蓄を始めたけどすぐに断念してしまった人もいるでしょう。貯蓄を始める前にきちんとゴールを設定し、スタートからゴールまでを逆算して取り組むことが大切です。賢く貯蓄をする方法として、先取り貯蓄や固定費の見直し、貯蓄性の高い保険商品で積み立てる、などがあります。

貯蓄性の高い保険商品の1つでもある個人年金保険は、思うように貯蓄ができない人にもおすすめです。

太陽生命ダイレクトの「個人年金保険」は、月々5,000円からと無理なくコツコツ貯めていけるため、つい貯蓄を後回しにしてしまう人にもぴったりです。早期に加入することで、受け取れる額も大きくなるため、貯蓄を始めるタイミングで加入を検討してみてはいかがでしょうか。

※2023年10月現在の税制に基づいた記載であり、税務の取扱については税制改正などで将来変更となることがあります。個別の取扱等については、所轄の税務署等にご確認ください。

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