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医療保険を安さだけで選ぶのはNG!
満足に保障を受けるコツとは

医療保険の保険料は基本的に毎月支払うものなので、なるべく安いものがいいというのが本音です。
しかし、医療保険を「保険料が安いから」という理由だけで選ぶと、いざという時に満足した保障を得られないおそれがあります。
いくら保険料を安く抑えられても、もしもの時に備えられなければ本末転倒ですので、医療保険を選ぶときは保険料が安いかどうかだけではなく、保障内容とのバランスを考えることが大切です。

この記事では、医療保険を検討する際に重視すべきポイントや、保険選びのコツを解説します。

目次

保険選びは「安さ」だけを軸にすると危険?

もしもの時に備えられる保険にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。

たとえば医療保険は病気やケガをした際の保障を、死亡保険は亡くなった時や高度障害状態になった時の保障を、そしてがん保険は、がんに罹患した場合の保障をそれぞれ受けることができます。

求められる役割に差はありますが、どの保険にも共通して言えるのは、「安さ」だけで選ぶと後悔する可能性があるということです。

月々の保険料が安い医療保険に加入したものの、実際に入院した際には給付金が少なく、思った以上に貯金を取り崩すことになったという事態に陥ることも考えられます。

また、「安いから」という理由だけで保障範囲をよく確認せず、自分のニーズとほとんどマッチしていない保険に加入すると、無駄な保険料を払い続けることになります。

保険を選ぶときは、保険料の予算を考えることも大切ですが、保険料だけに目を向けるのではなく、自分に適した保障内容かどうかも重視しましょう

保険の保障内容、月々の保険料の安い・高いは保険の種類によって異なりますが、ここでは特に医療保険についてくわしく解説します。

医療保険の「保険料」と「保障内容」

医療保険の保険料が年齢に比例して高くなるイメージ

自分に合った医療保険を選ぶために、保険料と保障内容に関する基礎知識を3つのポイントに分けてご説明します。

医療保険には定期型と終身型がある

医療保険に限らず、死亡保険など他の保険にも「定期型」と「終身型」の2タイプがあります。

定期型は10年・15年・20年など、保障される期間があらかじめ決まっており、満了後は同じ保障内容で更新するか、別の保険に乗り換えることになります

保険料は一般的に年齢に比例して高くなるため、年齢が若い頃に定期型の医療保険に加入した場合は保険料が安いことがほとんどです。

ただし、保険期間満了後に更新あるいは新規契約する際は、その時点での年齢に応じた保険料が適用されるため、前回契約時よりも月々の負担が増加します。

満了を迎えた年齢によっては、終身型よりも月々の保険料が高くなってしまうので要注意です。

一方の終身型は、保険期間に上限がなく、一度加入したら被保険者が死亡、もしくは解約するまで保障が続きます

保険料も加入時のまま変化しませんが、そのぶん月々の保険料が定期型よりも高く設定されています。

保険料の払込期間は、「60歳まで」「65歳まで」というように、いつまで払い込むかを契約時に設定できます。
早めに保険料の払込を済ませると、老後の保険料の心配がなくなりますが、そのぶん毎月の負担も大きくなりますので、経済状況に合わせて支払い方法を決める必要があります。

商品によって保障の範囲が異なる

医療保険は病気やケガをした時に備えられる保険ですが、保障範囲は商品によって異なります。

たとえば、日帰り入院から入院給付金を受け取れるけれど、通院は保障対象外となっている商品がある一方で、入院時も通院時も保障を受けられるけれど、日帰り入院は保障対象外となっている商品もあるのです。

同じ医療保険でも給付金がおりる条件や範囲には大きな違いがあるので、注意が必要です。

保障範囲が広く、かつ保障内容が充実した保険ほど、月々の保険料も高くなりますので、保険へのニーズや年齢のリスクに合わせて、必要な保障内容を決めておくことが大切です。

特約の有無によって保険料や保障内容が変わる

医療保険の中には、ベースとなる基本保障に特約が付加できるものがあります

一例を挙げると、先進医療を受けた時に上限額まで実費で保障される特約や、特定の状態になった時に保険料が免除される特約などがあります。

特約が付加されている保険は、充実した保障内容になりますが、そのぶん保険料も割高になります

特約をつけるかどうかを検討する際は、自分にとって必要な保障内容かどうかしっかり吟味しましょう。

保険料以外に医療保険を選ぶポイントは?

注目ポイントを積み上げるイメージ

保険料が安いこと以外で医療保険を比較検討する際、特に注目しておきたいポイントを2つご紹介します。

医療保険を選ぶ際のポイントは、「民間の医療保険の選び方は年代によって異なる!おさえるべきポイントは?」でも詳しく紹介していますので、医療保険で迷っている方は参考にしてみてください。

1.将来のリスクにしっかり備えられる保険を選ぶ

医療保険の目的は、将来起こり得る病気やケガなどのリスクに対して準備を整えておくことです。

ただし、リスクに対して過剰な保障をつけてしまうと、月々の保険料の負担が大きくなり、家計を圧迫してしまいます。

そのため、医療保険を選ぶ際は、自分の性別や年齢、世帯構成などを考慮し、考えられるリスクと、それをカバーできる必要な保障をチェックしておく必要があります。

たとえば20代のうちは病気になるリスクが少なく、入院患者数は40代の半数程度に留まります。[注1]

いざという時の備えは必要ですが、社会人になりたての頃は収入も少ないので、最低限の保障を確保し、保険料をなるべく安くしておけば無理なく一定のリスクに備えられるでしょう。

一方、30代以降になると結婚や出産によって家族が増える人の割合が高くなるため、万一の時の保障を手厚くする必要があります。

日帰り入院から保障されるものや、通院保障を受けられるものなど、いざという時に医療費の心配がない充実した保障プランを選んでおくと安心です。

50代になると、がんなど生活習慣病の罹患率が高くなり始めますので、3大疾病保障の特約がついた保険を選ぶなど、大病に備えた保障を検討しておくのがおすすめです。

[注1]厚生労働省「平成29年(2017)患者調査の概況」

2.先進医療保障と保険料払込免除特約付きの保険がおすすめ

先進医療とは、厚生労働大臣が定める高度な医療技術の総称です。また、先進医療が受けられるのは、定められた基準を満たす医療機関に限定されます。

有効性や安全性について一定の基準を満たしているものの、公的医療保険の対象ではないことから、先進医療にかかる費用は全額自己負担となります。

そのため、経済的な事情から先進医療を諦めてしまう人も多いのですが、先進医療保障が付加された医療保険に加入すれば、一定の上限金額まで実費分の保障を受けられます

また、がんや心筋梗塞、脳卒中といった大病を患うと、治療のために休業・休職せざるを得なくなり、収入が減ってしまう可能性があります。

収入減の状態で保険料を毎月払い続けると、家計を圧迫してしまいますので、万一の時は保険料の払込が免除になる特約をつけておくと安心です。

例えばどんな保険を検討すればいいの?

ここまで、医療保険の選び方のポイントを見てきましたが、具体的な例をあげればどんな保険が誰におすすめといえるのでしょうか。

たとえば、「スマ保険」入院重点プランは、1日以上の入院をしたときに一時金を受け取ることができる保険です。入院日数にかかわらず、日帰りでも「入院」した場合はまとまった金額を受け取ることができるのが大きな特長です。

生活習慣病やケガはもちろん、新型コロナウイルスを含む所定の感染症で入院した場合にも保障を受けられますので、様々なリスクに対応可能です。

充実した保障内容でありながら、月々500円台からと比較的安い保険料となっていますので、「医療保険は月々の保険料がなるべく安いもので家計への負担を抑えつつ、将来のリスクに備えたい」と考えている人におすすめです。

また、先進医療保険を付加すると、実費分が給付される先進医療給付金とさらに先進医療給付金の10%が給付される先進医療支援給付金もあり、安心して先進医療を選択することが可能です。

さらに、保険期間中にがんや急性心筋梗塞、脳卒中といった3大疾病に罹患して所定の状態に該当したり、所定の高度障害状態・身体障害状態・要生活介護状態等になったりした場合は、以後の保険料の払込は免除される特約も付加できますので、家計に負担をかけずに充実の保障を継続できます。

スマ保険について、くわしい保障内容や保険料はこちらで紹介していますので、将来のリスクに備えられる保険をお探しの方は、ぜひご検討ください。

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