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がん保険

がん保険は本当に必要?
まずは年齢・性別ごとのリスクを知ろう

日本には多くの医療保険がありますが、その中で必要性について悩む人が多いのが「がん保険」です。なかには「健康保険に入っているから、がん保険は不要じゃない?」「独身だから必要ないのでは?」と考えている人もいるかもしれません。また、「仮にがん保険に加入するとして、どんな保障が自分に必要なんだろう?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

この記事では、がん保険の基礎知識や必要性について解説します。年代や性別にあわせて、あなたに必要ながん保険を見つけましょう。

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年齢・性別で見るがんの罹患率

ここでは、年齢や性別ごとのがんの罹患率について解説します。

1.年齢ごとのがんリスク

健康な若い人にとって、がんはあまり身近な病気に感じないかもしれません。

しかし、厚生労働省の発表によると、5〜9歳の子どもにおける死因第1位はがんとなっており、15〜24歳の若者においても死因第3位、30〜39歳では死因第2位、40〜89歳では第1位となっています。[注1]

また、がんの罹患率は30代前後で上がりはじめ、年齢を重ねるごとにリスクは上昇。とくに40代をすぎた後から、一気にがん罹患率が上がっていきます。60代前後では、男性の場合10万人のうち1,000人以上が、女性も1,000人近くががんにかかっています。[注2]
そのため、40〜50代に差し掛かったら定期的な検診などで、早期発見に努めることが大切なのです。

[注1]厚生労働省「令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
[注2]国立がん研究センター がん情報サービス「最新がん統計」

2.性別ごとのがんリスク

年齢とともに罹患率が変化するがんですが、前述のように性別によっても罹患率は異なります。厚生労働省「平成31年(令和元年)全国がん登録 罹患数・率 報告」のデータによると、がんの罹患率は、女性は20代後半から、男性は30代前半辺りから少しずつ上がっていきます。[注3]

50代までの年齢層では、女性のほうが罹患率が高く、乳がんや子宮頸がんといった女性特有のがんに罹患する可能性が高くなっています。[注4]一方で50代後半に入ると、男性の罹患率が一気に増加していきます。

男性がなりやすいのは胃や大腸、肝臓などの消化器系のがんで、年齢を経るごとに前立腺がんの割合が増えていきます。女性は若いうちは乳がんや子宮がん、卵巣がんなどの女性特有のがんが多く、高齢になるほどその割合は減少し、消化器系がんと肺がんの割合が増加していきます。[注5]

[注3][注5]厚生労働省「平成31年(令和元年)全国がん登録 罹患数・率 報告」
[注4]がん対策推進 企業アクション「がんの動向」

3.生涯でがんに罹患する確率

国立がん研究センターのデータによれば、全がんにおける生涯のがんリスクは、男性で65.5%、女性で51.2%です。[注6]

ただし、現在は医療が進歩しているため、がんにかかったからといって必ず死にいたるわけではありません。実際にがん経験者の5年相対生存率を見てみると、男性は62.0%、女性が66.9%だということがわかっています。つまり、がんになってしまっても、6割以上の人が5年後に生存していることになるのです。

甲状腺や前立腺、皮膚など、部位によっては適切な処置をすれば、5年相対生存率が9割を超えることもあります。がんの完治を目指すには、早い発見と適切な治療が大変重要といえるでしょう。

[注6]国立がん研究センター がん情報サービス「最新がん統計」

がんの治療にはいくらぐらいかかる?

がんに罹患した場合でも、適切な治療を受けることで回復が期待できます。しかし、十分な備えがないと希望する治療が受けられず、思うような結果が得られないこともあります。

それでは、がんに備えるためにはどれくらいの貯えがあればいいのでしょうか。ここからは、がん治療に要する費用の目安について解説します。

がんの治療にかかる費用

がん治療の費用は、部位によって大きく異なります。一般的な費用の目安としては、以下の金額を目安にすると良いでしょう。なお、この費用は公的医療保険の適用前の医療費です。実際にかかる費用は、原則としてこの3割です(高額療養費制度もあるため、実際にかかるのは原則、月8〜9万円まで)。[注7]

●胃:973,747円(1日あたり73,497円)
●結腸:986,722円(1日あたり81,210円)
●直腸:990,784円(1日あたり87,862円)
●気管支及び肺:908,470円(1日あたり95,776円)

治療の費用には、以下のものが挙げられます。

1.手術・入院費
2.抗がん剤治療費
3.先進医療費
4.自由診療費

手術費や入院費、抗がん剤治療費は保険適用の場合もありますが、先進医療費や自由診療費は全額自己負担となるため、高い医療費がかかる可能性があります。たとえば「重粒子線治療」をするときの費用は、約316万円にものぼることがわかっています。[注8]

この費用はすべて自己負担で支払う必要があるため、患者にとっては非常に大きな負担となるでしょう。

[注7]全日本病院協会「医療費(重症度別)」
[注8]厚生労働省 先進医療会議資料「令和4年6月30日時点における先進医療Aに係る費用」より当社作成

治療以外にかかる費用にも注意

上記で紹介した項目以外にも、がんに罹患すると多くの費用がかかります。

●通院するための交通費
●診断書や保険会社への証明書作成費
●入院時の寝衣や日用品代
●入院時の食事代
●差額ベッド代 など

治療費に加えてこういった費用も負担することになると、経済的な負担は計り知れません。またほかにも、ウィッグ(かつら)や女性の場合は乳房再建にお金がかかる人も少なくないでしょう。こういった出費に備えるためにも、がん保険は必要なのです。

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がん保険に入ると、どれくらい保障されるの?

がん保険とはその名のとおり、がんに必要な治療に特化した保障の保険です。商品によって保障の内容はさまざまで、がんと診断されたら一時金として給付金が受け取れるものや、入院や手術をした際の保障として給付金が受け取れるものなどがあります。

一般的ながん保険の保障内容として、主に以下が挙げられます。

●がん診断給付金
  がんと診断された場合に支払われる給付金
●がん入院給付金
  がんで入院した場合に支払われる給付金
●がん手術給付金
  がんの手術を受けた場合に支払われる給付金
●がん通院給付金
  がん治療のために通院した場合に支払われる給付金
●放射線・抗がん剤治療給付金
  がんにより、放射線治療や抗がん剤治療を受けた場合に支払われる給付金
●先進医療給付金
  がん等により先進医療による療養を受けた場合に支払われる給付金

このように、がん保険に加入していることで、診断給付金を始め、治療に応じた各種給付金を受け取れるため、かかる費用負担を減らすことができ、納得のいく治療を進めることが可能となります。

以前のがん保険は、入院給付金や入院後の通院給付金を充実させた保障内容が主流でしたが、近年、がんによる平均入院日数は短くなり、入院をともなわない通院治療も増えています。そのため昨今のがん保険では、診断給付金を受け取るタイプや、入院していなくても条件付きで受け取れる通院給付金タイプなどが登場しています。

入院日数の短期化や、治療以外にも色々かかる費用を考えると、現代におけるがん治療に備える保険は、診断されたときに大きな給付金を受け取れる診断給付金タイプも十分に検討できる保険と言えるでしょう。[注9]

[注9] 厚生労働省「がんに関する留意事項」

がん保険は必要!ただし保障は自分にあったものを

がんは、年齢や性別によってリスクが異なります。「まだ30代だから」と思っていた方も、女性は20代後半から、男性は30代を超えるとがんにかかる可能性が高まることを知って驚いたのではないでしょうか。

前述のように、がんの治療費は高額になりやすい上に、入通院などにも費用がかかります。また、高額療養費制度があったとしても、公的医療保険が適用されない治療などに大きなお金が必要となることもあるので、がん保険で備えれば、治療の選択肢を広げることもできるでしょう。

高齢になるほど罹患率が上がるとはいえ、どの世代でもがんリスクに備えることは必要です。もしがん保険を検討するのならば、診断されたときにまとまった一時金が支払われるがん保険が安心です。入院や手術の有無に関わらず、どのような費用にも対応できるでしょう。とくに、がんリスクが早い年代から高まり始める女性は、「まだ大丈夫」と思わずに備えをスタートした方がよいでしょう。

太陽生命のがん保険でリスクに備えよう!

太陽生命ダイレクト スマ保険の「がん・重大疾病予防保険」なら、がんと診断された際にまとまった一時金が受け取れます。
多額になる恐れがあるがん治療費にも備えられるため、安心して治療に専念できるところが特徴です。

ここでは太陽生命ダイレクト スマ保険の「がん・重大疾病予防保険」のポイントをご紹介します。

商品のポイント

初めてがんと診断されたらまとまった一時金!

がんは罹患率の高低はあるものの全年代で罹患のリスクがあり、「若いから」と安心していた方や、これまで元気で治療費を準備してこなかった方は、急な治療費の出費に対応できない可能性があります。

太陽生命ダイレクトの「スマ保険」なら、初めてがんと診断された場合、治療内容にかかわらず、まとまった一時金を受け取ることができます。
現時点で治療費の備えがなく、不安を抱えている方でも安心して治療を受けられます。

がん以外の重大疾病をカバー!

がんのほかにも、脳卒中や急性心筋梗塞で手術を受けた場合や高血圧性疾患による所定の重大疾病状態になった ときにもまとまった一時金を受け取れます。支払限度は1回となりますが、がんだけでなく所定の重大疾病状態も保障されるため幅広い保障を準備できます。

先進医療保険を付加できる!

先進医療保険を組み合わせることで、健康保険が適用されない先進医療にかかる技術料にも備えることができるようになります。

ただし、支払い対象外のがんもありますので、ご検討にあたっては、「契約概要」や「注意喚起情報」、「ご契約のしおり・約款」を事前にご確認ください。

太陽生命ダイレクト スマ保険のホームページでは、性別と生年月日を入力するだけで簡単に保険料を試算することができますので、気になった方はぜひ、お気軽に保険料の試算をしてみてください。

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まとめ

がんの治療は高額になりやすい上、若い方でも罹患リスクはあります。
急に治療費が必要になってもしっかり対応できるよう、事前に備えておくことが大切です。
太陽生命ダイレクト スマ保険なら、ニーズに応じて、がんや所定の重大疾病、先進医療などにも対応することが可能です。
がんに備えたい方は、ぜひ太陽生命ダイレクト スマ保険の「がん・重大疾病予防保険」を検討してみてください。

※当コラムは2023年4月時点の情報をもとに作成しております。
当コラムに記載している公的制度に関する取扱いについては改正などで将来変更となることがあります。個別の取扱いについては、最寄りの市役所等または公的機関のホームページにてご確認願います。

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