基礎知識
持病があっても加入しやすい保険は？
選び方とメリット・デメリットを解説
この記事では、持病があっても加入できる保険について、その仕組みや特徴、持病がある方が保険を選ぶときのポイントや注意点を解説します。
目次
- 「持病」ってどんな病気？
- 持病があっても入りやすい保険の種類
- 持病のある人が保険を選ぶポイント 1．保険期間は適切か 2．支払削減期間の有無に要注意 3．保険金・給付金は適切か？
- 太陽生命の持病があっても入りやすい保険を検討してみよう
- まとめ
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「持病」ってどんな病気？
「持病」とは、一般的に、なかなか治らない病気を総称する言葉で、慢性的なものや長期的・継続的に治療が必要な病気のことを指します。「基礎疾患」「慢性疾患」などとも呼ばれ、主な持病の種類として以下の病気が挙げられます。[注1]
●高血圧（高血圧症）
●糖尿病
●胃腸病
●ぜん息
●心臓病
●肝臓病
●腎臓病
●腰痛
●高脂血症
[注1]厚生労働省 平成19年 労働者健康状況調査の概況
上記のような持病があるからといって、必ずしも通常の保険に加入できないとは限りません。ただし保険会社によって規定が異なるため、同じ持病でも、加入できる場合とできない場合があります。保険加入を検討する場合には、保険会社に正確に病名や治療の内容を伝えて、加入の可否を相談するとよいでしょう。
持病があっても入りやすい保険の種類
持病があっても入りやすい保険は以下の3つの種類から選択でき、それぞれにメリット・デメリットがあります。
| 保険の種類 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 通常の保険 |
|
|
| 引受基準緩和型の保険 |
|
|
| 無選択型の保険 |
|
|
1.通常の保険に加入する
持病がある方でも、健康状態によっては通常の保険に加入できる可能性があります。ただしその場合は一般的に、持病については保障しない（部位不担保）といった条件付きの加入となることが多いでしょう。
通常の保険のメリット
通常の保険に加入するメリットとしては、保険期間や払込期間、特約の選択肢などが広く、自分の意向に合った充実した保障を備えられる点です。
また、引受基準緩和型や無選択型よりも、保険料を抑えられる点も魅力です。
通常の保険のデメリット
反対に通常の保険のデメリットとして、持病については保障しない（部位不担保）等の条件が付いてしまう可能性があることが挙げられます。
2.引受基準緩和型の保険に加入する
引受基準緩和型保険とは、保険加入時に求められる告知書の項目数が3つ〜5つなど、通常の保険よりも少なく、引受基準が低い保険です。[注2]
[注2]公益財団法人 生命保険文化センター 健康状態に不安がある人でも、契約できる医療保険とは？
引受基準緩和型保険のメリット
引受基準緩和型保険であれば、持病があることを前提に保険に加入することができ、持病に対しても保障が受けられます。
持病の悪化や再発のリスクに対しても、保険で備えられるのがメリットと言えます。
引受基準緩和型保険のデメリット
デメリットは、引受基準が緩い分、保険料が割高になってしまう点です。また、保険期間や払込期間・付加できる特約の種類も、通常の保険と比べると限定的になってしまいます。また、保障の内容によっては、契約後一定期間は一時金などの支払金額が削減される「支払削減期間」が設定されている商品もあります。
3.無選択型の保険に加入する
保険加入時には健康状態の告知または健康診断など医師の診断が必要です。しかし、無選択型保険であれば、一切必要なく、無条件で加入することが可能です。
無選択型保険のメリット
無選択型のメリットは、持病があっても無条件で加入できることです。加入にあたって、持病や既往症を心配する必要はありません。
無選択型保険のデメリット
デメリットは、通常の保険や引受基準緩和型保険と比べ、保険料が割高になってしまう点です。また、保険金や給付金が少額の設定となるため、保障としては手薄に感じるかもしれません。
また、持病の再発や悪化による入院などは保障されないなど、商品によって決まりがあるため注意が必要です。
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持病のある人が保険を選ぶポイント
持病がある方の中には「自分は保険に入れない」と思っている方もいるでしょう。しかし、前述のように、持病のない方と同じように、保険への加入によって入院や手術、通院など治療にかかる費用に備えることが可能です。特に持病があると、治療費がいかに家計に影響を及ぼすか実体験済みですので、より保障を得ておきたいと思うのではないでしょうか。
現在保険に未加入の方は、貯蓄と並行して保険による備えも検討すると、より安心感を得られます。自分に合った保険を選ぶ際には、
●保険期間
●支払削減期間
●保険金・給付金
の3つの視点で考え、まずは最も保険料を抑えられる通常の保険に入れないか検討しましょう。その上で加入が難しければ、引受基準緩和型や無選択型が選択肢となります。
1.保険期間は適切か
保険期間とは、保障が開始してから終了するまでの期間です。
保険期間には10年間や60歳までといった一定期間を保障する定期型と、一生涯保障が続く終身型があります。定期型の場合、終身型と比べて保険料を抑えることができますが、更新ごとに保険料があがっていきます。終身型の場合は定期型と比べて保険料はかなり高くなりますが、一生涯保険料が変わりません。
持病がある場合は持病の悪化や再発のリスクがあるので、それも保障される保険に加入できる場合は、保険期間が長いものを検討すると良いでしょう。しかし、保険料は高くなることに注意が必要です。
2.支払削減期間の有無に要注意
持病のある方でも加入しやすい保険の中には、保険加入後に病気やケガをしても、一定期間は給付金を受け取れない、または給付額が削減されるなどの「支払削減期間」を設けている保険があります。支払削減期間の有無や期間は、保険会社の商品によって異なります。
支払削減期間がある分、ない保険に比べて保険料が抑えられる場合もありますが、加入時には支払削減期間の有無や内容を十分に確認しておきましょう。
3.保険金・給付金は適切か？
自分がどんな時にどのくらいの保障を得たいのか考え、できるだけ多すぎたり少なすぎたりしない保険を選びましょう。持病のある方は、「この商品なら加入できるから」という理由で選びがちですが、その商品で本当に自分が必要な時に保障を得られるかという視点で、じっくり検討することが大切です。
太陽生命の持病があっても入りやすい保険を検討してみよう
持病があっても加入できる保険には、さまざまな選択肢があります。それぞれにメリットとデメリットがありますので、十分に理解したうえで選択することが大切です。
太陽生命ダイレクト「スマ保険」には、持病や過去の病気で健康に不安を感じている方であっても告知項目に該当しなければ、申し込みいただける商品があります。
商品の種類とポイント
太陽生命ダイレクト「スマ保険」は、健康に不安がある方でも申し込みいただける死亡保険や医療保険などさまざまな種類がありますので自分の希望にあった保険を選ぶようにしましょう。
選択緩和型入院一時金保険
選択緩和型入院一時金保険は、日帰り入院を含む1日以上の入院からでも、入院一時金が受け取れます。
厚生労働省の発表によれば、退院までの入院日数は14日以内が最多の66.8%となっており、入院が短期化している傾向にもあるので、1日以上入院した際の備えをしておくことで、急な病気やケガであっても安心して治療を受けられるでしょう。[注3]
[注3]厚生労働省「令和2年（2020）患者調査の概況」「推計退院患者数の構成割合 」令和2年9月中の退院患者について調査 p14
告知緩和型死亡保険
告知緩和型死亡保険は、持病や健康に不安がある方でも申し込みいただける死亡保険です。保険期間中に病気やもしもの事故で亡くなってしまった場合に死亡保険金をお受け取りいただけます。（※）
（※）高度障害状態による保険金の受け取りはありません。
告知緩和型がん診断保険
告知緩和型がん診断保険は、持病をお持ちで健康に不安がある方、過去にがんを経験した方でも、告知項目に該当しなければ申し込みいただけるがん保険で、がんと診断されたときに一時金が受け取れます。
また、保障期間を「10年」・「終身」と選択できるため、「がん保障は一定期間だけあればいい」「一生涯のがん保障が欲しい」など、お客様のニーズに合わせた保障が用意できます。
認知症に備える保険
太陽生命ダイレクト「スマ保険」は認知症に備える保険もあります。かんたんな告知で申し込みができるため、持病などで健康に不安がある方でもまとまった保障を準備できます。認知症に備える保険では生まれて初めて認知症と診断されたときと、所定の認知症による状態が180日継続したときにまとまった一時金が受け取れます。
まずは自分の保険料を知ろう！
太陽生命ダイレクト「スマ保険」は、生年月日と性別を入力するだけで簡単に毎月の保険料の見積りができます。医療保障や死亡保障、がん保障だけでなく複数の保障を組み合わせた場合の保険料も確認できるので、ご自身の保険料がいくらになるか、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
保険への加入を検討するときは、ご自身の生活環境やライフスタイルに合った保険を選ぶことが大切です。健康状態に不安がある場合は、通常の保険に特別条件付きで申し込める可能性や、引受基準緩和型の保険や無選択型の保険に加入できる可能性もあります。
引受基準緩和型の商品を検討したい場合は、太陽生命ダイレクト「スマ保険」に持病があっても入りやすいプランが用意されていますのでぜひご検討ください。医療保険や死亡保険、がん保険や認知症保険など、お客様のニーズに合わせて保障を組み合わせることが可能になっておりますので、まずはお気軽にご自身の保険料をチェックしてみてください。
※当コラムでは商品の概要を説明しています。詳細につきましてはこちらをご確認ください。
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