医療保険
医療保険の月額平均はいくら?
20〜60代 年代別に解説!
保険料が家計の大きな負担にならないよう、医療保険に加入する際はおおよその月額保険料の目安を把握しておきましょう。
この記事では、医療保険の月額保険料を考えるためのポイントを、20代30代〜60代までの年代別の平均を見ながら解説します。
目次
- みんなはどれくらい医療保険に入ってる?【性別・年代別】
- 医療保険の月額保険料の年代別平均はどれくらい?
- 実際に月額の保険料はどれくらいが目安なの?
- もう迷わない!医療保険の選び方のポイント4つ 1.保険期間 2.入院時の保障 3.手術時の保障 4.通院時の保障
- 太陽生命の医療保険なら年齢やライフステージに合わせた備えができる!
- まとめ
みんなはどれくらい医療保険に入ってる?【性別・年代別】
民間の医療保険への加入は任意ですが、病気やケガで入院・手術すると費用負担が大きくなるため、多くの人が加入しています。
生命保険文化センターが行った「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」によると、疾病入院給付金が支払われる生命保険、つまり医療保険の加入率は、81.1%となっています。[注1]
特に30代以降は、生活環境の変化も多くなる時期でもあり、病気やケガに備えられる医療保険へのニーズの高まりが、加入率に反映されていると考えられます。
実際、厚生労働省がまとめた「令和2年(2020)患者調査の概況」によると、病気・ケガなどで入院する割合(受療率)は男性が40代後半、女性が20代後半から増加し始めています。[注2]
自分が働けなくなったときに家計へ与える影響の大きさを考えると、早い段階から医療保険への加入を検討した方が安心といえるでしょう。
[注1]公益財団法人 生命保険文化センター「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」
[注2]厚生労働省「令和2年(2020)患者調査の概況」
医療保険の月額保険料の年代別平均はどれくらい?

医療保険の月額保険料は、加入する保険商品やプランのほか、加入時に30代なのか50代なのか等、年齢によっても大きく異なります。
医療保険に特化したものではなく、生命保険なども含めたデータではありますが、生命保険文化センター「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」で公表されている年間払込保険料の平均が参考になるでしょう。性別・年齢別に月額保険料の平均をまとめました。
(公益財団法人生命保険文化センター「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」をもとに太陽生命にて計算)
男性 | 女性 | |
---|---|---|
20代 | 9,917円 | 8,000円 |
30代 | 16,583円 | 11,666円 |
40代 | 18,666円 | 15,500円 |
50代 | 21,250円 | 15,833円 |
60代 | 17,666円 | 13,250円 |
男女ともに20代の保険料が最も安く、30代になると月額保険料がぐっと上がります。さらに50代になると最も月額保険料が高くなる傾向にあることが分かります。
20代はまだ働き始めて間もないため、収入も多くはないこと、30代は生活環境の変化も多くなること、そして50代は病気やケガのリスク、特にがんの罹患率がアップすることが影響しているでしょう。
また、10年・20年など短期契約で加入する定期型の場合、30代ごろに加入した方々にとっては、40代や50代はちょうど保険を更新する時期に該当します。
終身型の場合は加入時から保険料は変動しませんが、定期型は更新時の年齢に応じて保険料も見直されるため、最初に加入した時よりも保険料が割高になります。
逆に60代になって月額保険料の平均が下がるのは、子どもが独立したことで手厚い死亡保障が不要になったり、定年退職等や、貯蓄ができて保障内容を見直したり、60歳で保険料支払いを終えていることなどが原因と考えられます。
この記事を読んでいる方は
以下の商品も閲覧しています
実際に月額の保険料はどれくらいが目安なの?
医療保険や生命保険などにかかる月額保険料の年代別平均をご紹介しましたが、あくまで統計上の数値であり、その金額を目安に保険料を決めるわけではありません。
実際に医療保険への加入を検討する際は、自身の収入や将来のリスクなどに加え、保障内容が自分に合っているか考慮したうえで、どのくらい支払えるか月額保険料の目安を見極めることが大切です。
収入別の月額保険料の目安
公益財団法人生命保険文化センターがまとめた「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、年間払込保険料の世帯年収に占める割合は6.7%です。[注3]
これを平均値と考えると、生命保険や医療保険に支払う保険料は、年収の5〜7%がひとつの目安となります。
すでに生命保険に加入している場合は、現在支払っている保険料が収入の何%を占めるか計算したうえで、新たに加入する医療保険の予算を組むのがおすすめです。
[注3] 公益財団法人 生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」
ライフステージも考慮しよう
万一の時に必要となる保障は、ライフステージによって大きく異なります。
たとえば子どものいる世帯には、手厚い保障があると安心です。実際、生命保険文化センターがまとめた「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」の統計によると、医療保険や生命保険などの年間払込保険料は、夫婦のみ(40歳未満)の場合平均21.0万円であるのに対し、末子が幼稚園〜大学生までの子育て世帯は年間で平均37万円以上の保険料を支払っています。[注4]
特に、末子が就学終了時の年間払込保険料は最多の42.1万円です。そのため、子どもの就学が終了することで、より自分たちへの手厚い保障を確保できると考えられます。
今後子どもをつくる予定がある、またはすでに子どもがいる世帯では、生命保険によって、遺された家族のための死亡保障など他の保障とのバランスを考えて、医療保険の予算を検討しましょう。
[注4] 公益財団法人 生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」
もう迷わない!医療保険の選び方のポイント4つ

医療保険を選ぶときは、現在の状況をしっかり理解したうえで、今後考えられるリスクに対応できる商品かどうかを見極めることが大切です。
以下では、医療保険を選ぶときにチェックしたいポイントを4つご紹介します。
1.保険期間
医療保険の保険期間には、10年・20年など一定期間のみ保障を受けられる「定期型」と、一生涯保障が続く「終身型」の2タイプがあります。
終身型は年齢にかかわらず、ずっと保障が続くところが特徴ですが、そのぶん保険料の負担が大きくなります。
一方、定期型は保険期間が短いぶん、月々の保険料も安く設定されており、少ない負担で病気・ケガに備えることが可能です。
現在の収入状況から医療保険にかけられる予算を出し、どちらのタイプが自分に合っているのか、事前にチェックしておきましょう。
2.入院時の保障
入院給付金の対象となる入院日数の上限や、1日あたりの給付金額は商品やプランによって異なります。
長期治療が必要な大病を患ったり、個室を利用したりする場合は、より多くの費用が必要になりますので、入院時のニーズや今後の健康リスクを考慮して保障内容を選択しましょう。
入院給付金が支給される条件も商品によって差がありますので注意が必要です。
最近は1日未満の入院も増えていますので、日帰り入院でも給付金が支払われるのかどうか、保障内容をよく確認することが大切です。
また、「1日あたりの入院給付金×入院日数」で給付金額が決まるタイプのほかに、入院しただけで一律の金額を受け取れる入院一時金タイプも登場しています。
3.手術時の保障
病気・ケガなどで手術を受けた時の保障は、商品によって異なります。
手術の内容にかかわらず、一律の給付金が支払われる商品もあれば、入院給付金の日額に所定の倍率をかけて計算をする商品もあります。
また、入院をともなう手術と、外来の手術では給付金額が異なるケースもありますので、医療保険を選ぶときは、手術時の保障内容や給付の条件も比較検討をする必要があります。
4.通院時の保障
昨今は、入院日数は短期化し、通院日数が増加する傾向にあります。1日あたりの入院給付金を入院日数分給付されるタイプの場合は、受け取れる給付金は少なくなるため、通院給付金があるタイプの商品も少なくありません。
通院が長期化すると、治療費以外にも交通費や仕事を減らす影響での減収など、じわじわと家計に負担がかかります。
通院給付金があるタイプ、または、1日でも入院すると給付金が受け取れる入院一時金タイプが、こうしたリスクにも備えられて安心です。
この記事を読んでいる方は
以下の商品も閲覧しています
太陽生命の医療保険なら年齢やライフステージに合わせた備えができる!
20代、30代、40代は就職や結婚、出産など、ライフステージが変化する世代です。そのため、もし自分が病気やケガで働けなくなった際の備えをしておくことが大切です。
太陽生命ダイレクト 「スマ保険」であれば、自分のライフステージにあった保険を組み合わせることが出来ます。
商品のポイント
太陽生命ダイレクト 「スマ保険」では以下のような商品をお選びいただけます。
● 日帰り入院であっても入院一時金が受け取れる保険
● 女性特有の病気・生活習慣病に備えられる保険
● 不慮の事故に備えられる保険
● 手術に備えられる保険
それぞれのポイントをみていきましょう。
入院一時金保険
太陽生命ダイレクト 「スマ保険」の「入院一時金保険」は、日帰り入院であっても入院一時金を受け取れます。
最近では入院日数が短くなってきているため、日帰り入院を含めた保障があると安心です。
また、入院すると治療費だけでなく、食事代やお見舞いに来る家族の交通費、衣類や日用品などさまざまな出費が発生するため、入院日数に関わらず一時金を受け取れるのは大きなメリットといえるでしょう。
日帰りを始めとして短期間の入院であっても手厚い保障が受けられる保険に加入することで、安心して治療に専念できます。
女性入院一時金保険
女性入院一時金保険を追加することで、子宮筋腫、卵巣腫瘍といった女性特有の病気で入院した際に一時金を受け取れます。
女性入院一時金保険は妊娠悪阻(つわり)や帝王切開の入院にも対応しています。
そのため、将来的に妊娠を考えている女性にもおすすめです。
生活習慣病入院一時金保険
男性は生活習慣病入院一時金保険を追加するのがおすすめです。
生活習慣病入院一時金を追加することで、糖尿病や脳梗塞、急性心筋梗塞など生活習慣病が原因の疾病に備えられます。
30代、40代になって生活習慣が気になり始めたという方は、早めに備えておきましょう。
災害入院一時金保険
スポーツ中の事故や転倒、つまずきといった不慮の事故に備えておきたいという方は、災害入院一時金保険との組み合わせを検討してみましょう。災害入院一時金保険に加入することで、スポーツ中の事故や不慮の事故で1日以上入院した際に一時金が受け取れます。
手術保障保険
手術保障保険を組み合わせることで、入院だけでなく手術にも備えられます。手術保障保険は入院の有無に関わらず、放射線治療も含む約1,000種類の手術が保障されます。
自分に必要な保険料をシミュレーション!
月々の保険料は年齢を重ねると高くなる傾向にあります。そのため、万が一に備えたくても自分の保険料がいくらになるか分からないという方もいるかもしれません。太陽生命ダイレクト 「スマ保険」であれば、性別と生年月日を入力するだけで、簡単に保険料をシミュレーションすることができます。
スマホから確認できるため、仕事の休み時間や家事の合間などのちょっとした時間でも簡単にシミュレーション可能です。
毎月の保険料が気になった方はぜひ、シミュレーションしてみて下さい。
まとめ
以上、医療保険を選ぶときのポイントをご紹介しました。保険料は年収の5〜7%がひとつの目安です。支払う保険料は年代によって異なり、30代を過ぎると高くなっていき、病気やケガ、特にがんのリスクが高まる50代でピークを迎える傾向にあります。
保険は保険料だけでなく、保険期間やライフステージに応じた保障内容から選ぶことが大切です。
太陽生命ダイレクト 「スマ保険」は入院一時金保険に加えて、女性入院一時金保険、生活習慣病入院一時金保険などを組み合わせることができるため、ライフステージに応じた保障を備えられます。
ご自身に合った保障を組み合わせると月々の保険料がいくらになるのか、まずはスマホから簡単にシミュレーションできるのでぜひ試してみてください。
閉じる
日帰り入院・手術も安心!
急な入院・手術に一時金で備えられる