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女性疾病に備える保険とは?
加入前に知っておくべき基礎知識

医療保険にはさまざまな種類がありますが、中でも女性の需要が高いのが、女性疾病に備えられる保険です。

「一般的な医療保険に加入しているなら、わざわざ女性疾病に備える必要はないのでは?」と思われがちですが、女性特有の疾病に罹患するリスクは決して低くありませんので、万一の場合に備えて準備をしておくことが大切です。

この記事では、女性特有の疾病に罹患するリスクや、女性疾病に備えられる保険の保障内容や選び方のポイントについて解説します。

女性特有の疾病は若くても罹患するリスクがある

女性特有の疾病とは、乳房や卵巣、子宮など、女性特有の器官にまつわる病気のことです。

具体的には、以下のような病気が女性疾病に該当します。

・妊娠・出産時の異常分娩
・流産、早産
・乳がん
・卵巣がん
・子宮頸がん
・子宮筋腫
・甲状腺疾患
・鉄欠乏性貧血

中でも重篤な疾患に数えられるのが、乳がん・卵巣がん・子宮頸がんです。年代別に見ると、乳がん・子宮頸がんは共に35〜39歳以降、卵巣がんは40〜44歳以降から急激に罹患率が上がる傾向にあります。[注1]

がんというと「中高年以降の世代が罹患しやすい病気」というイメージがありますが、女性の場合、50代前半までのがんの罹患率は男性を上回っており、女性特有のがんはさらに罹患リスクが高くなっています

「まだ若いから」と女性疾病への備えをおろそかにしていると、万一の時に十分な保障を得られない可能性がありますので、早いうちから女性疾病保障について考えておくことが大切です

[注1]厚生労働省「平成29年全国がん登録 罹患数・率 報告」※20〜64歳を抜粋

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女性疾病に備えられる保険とは?

女性保険のイメージ

女性疾病に備えられる保険は通称「女性保険」と呼ばれており、その名の通り、女性特有の疾病に手厚く備えることができる保険です。

具体的には、乳がんや子宮頸がんといった女性特有の病気で入院・手術した場合に、給付金が上乗せされたり、一時金を受け取れたりします

「女性保険」として単体で販売されているケースもありますが、女性疾病以外の病気にも備えられるよう、既存の医療保険に「女性疾病特約」を付加するパターンが主流となっています。

女性特有の疾病全体に備えられ安心を得られる

女性特有の病気のうち、乳がんや卵巣がん、子宮頸がんはがん保険への加入やがん特約を付加することで、保障を手厚く受けることができます。しかし、妊娠・出産時の異常分娩や甲状腺の病気などに罹患するリスクもあり、心配な場合は、女性特有の疾病全体の保障を手厚くできる女性疾病特約を付加した方が安心です。

女性疾病特約の保障内容とは?

女性特有の疾病に備えられる保険は、既存の医療保険に女性疾病特約を付加するタイプが主流であると説明をしましたが、そもそも女性疾病特約の保障はどのような内容でしょうか。

女性疾病特約とは、女性特有の疾病で入院・手術をした場合、基本保障の入院・手術給付金などに、保障が上乗せされる特約です。

医療保険に女性疾病特約を付加する形であれば、女性特有以外の病気に罹患したときは基本保障でカバーされ、女性特有の病気にかかったときには、より手厚い保障を受けられます。

女性疾病特約の保障範囲

女性疾病特約で保障される病気の範囲は保険会社によって異なりますが、乳がんや卵巣がん、子宮頸がんを筆頭に、卵巣機能障害や無月経、子宮内膜症、甲状腺腫、女性更年期症状など、女性ならではの疾病や機能障害はほとんどのケースで保障の対象となります

さらに、以下も女性疾病特約の保障対象となることがあります。

・子宮外妊娠
・帝王切開
・妊娠中の栄養失調
・流産
・多胎分娩

たとえば、妊娠悪阻(つわり)のような妊娠中に心配な症状が女性疾病特約の対象となるケースもあります。

また、がんについては、保険会社によって部位を問わず女性特有の病気と同様に保障しているところもあります。

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女性特有の疾病に備えられる保険の選び方

女性保険または女性疾病特約を付加できる保険の選び方

女性特有の疾病に対する保障を手厚くしたい方は、女性保険または女性疾病特約を付加できる保険を早めに検討すると良いでしょう。

女性疾病に備えられる保険にはさまざまな種類がありますが、ここでは後悔しない保険選びのポイントをご紹介します。

まとまった給付金を受け取れる保険を選ぶ

医療保険の給付金は、入院時に支給される入院給付金や、手術を受けたときに支給される手術給付金など、さまざまな種類があります。

手術などをともなう病気にかかると、長期にわたって入院しなければならないというイメージがありますが、実際には1週間以内に退院する人の割合が全体の5割近くを占めており、長期にわたって入院する人はさほど多くありません。[注2]

入院経験がある人の直近の入院における入院日数

年代別のデータを見ると、特に40代までは、入院期間が1週間以内の割合が半数を超えているため、入院給付金の支給額や支給期間にこだわるよりも、まとまった給付金を受け取れる保険を選ぶのがおすすめです。

[注2]公益財団法人 生命保険文化センター「令和元年度『生活保障に関する調査』」P42

「スマ保険」の女性入院一時金保険を組み合わせたプランなら、乳がんや子宮がん、卵巣がんはもちろん、子宮筋腫や卵巣のう腫といった女性特有の病気による入院が日帰りから保障され、まとまった一時金を準備することができます。

「女性特有の疾病に備えたい」「がんになった場合の経済的負担を軽減したい」とお考えの方は、「スマ保険」の女性入院一時金を組み合わせたプランへの加入をご検討ください。

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