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医療保険

医療保険のおすすめは?
年代・性別・家族構成別に解説!

病気やケガで入院・手術をした際の治療費や入院費に備えて加入する医療保険ですが、せっかく加入するなら自分にとって最適な保険を選びたいものです。

この記事では、年代別・性別・家族構成別に、医療保険の選び方やおすすめの医療保険について解説します。その仕組みや特徴を十分に理解し、安心できる保険を選びましょう。

そもそも医療保険って何のために加入するの?

「社会人になったら」や「結婚したら」など、人生の節目に保険の加入を検討する人は多くいますが、保険に加入する際にはその目的を持つことが重要です。
そもそも医療保険はどういったリスクをカバーしてくれる保険なのか、医療保険の目的について解説します。

支出負担増を補う医療保険

病気やケガをしてしまったとき、治療費がかかります。日本には、公的医療保険制度があるので、実際の負担は1割〜3割で済んでいます。[注1]しかし、公的医療保険制度の対象にならない費用もあるため、入院や治療が長引くと、自己負担額が高額になる可能性もあります。また仕事に就けない期間は、収入が減少もしくは途絶えてしまう可能性もあります。そんな時、治療費の負担をカバーしてくれるのが民間の医療保険です。

[注1]:厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」

年齢・性別問わず、必要に応じて医療保険を検討

若いうちは病気やケガのリスクが低いため、医療保険は不要と考える人もいるでしょう。確かに病気やケガで入院する割合は、若いうちは低く、年齢があがるにつれて高くなります。しかし、万が一病気やケガで入院や治療が長引いた場合、若いうちは収入や貯蓄額が少ない人が多いため、治療費の負担が家計を圧迫する可能性があります。
また、一般的に男性は女性と比べ生活習慣病になる割合が高く、[注2]女性には早い段階で女性特有の疾病リスクがあります。
必要に応じて、医療保険への加入を検討する必要性は、年齢や性別問わずあると言えるでしょう。

[注2] 全国健康保険協会 徳島支部「平成28年度生活習慣病にかかる罹患状況の調査」

約7割の世帯が医療保険で備えている

生命保険文化センターの令和元年度「生活保障に関する調査」によると、73.1%の世帯が、公的医療保険以外で、病気やケガに対して、生命保険の医療・疾病関係の特約や医療保険で備えています。同センターの平成30年度「生命保険に関する全国実態調査」によると、民間の保険会社加入者の88.5%が、医療保険や医療特約に加入しており、医療保障ニーズは高いといえます。
また、同調査によると、民間生命保険の加入目的として最も多いのが「医療費や入院費のため(57.1%)」であり、多くの人が医療保険の必要性を感じています。

医療保険のおすすめは、年齢や性別、家族構成によって違う!

性別や家族構成ごとの医療保険を選ぶためのポイント

医療保険は必要に応じて、加入を検討し、加入する人の状況に適した内容にすることが重要です。
性別や家族構成ごとの、医療保険を選ぶためのポイントを解説します。

性別ごとのおすすめポイント(特約で保障を充実させる)

医療保険は病気やケガをしてしまった際に、その入院や手術に応じて保険金や給付金を受け取れます。主契約部分の基本保障で不足する分は、特約を付加することで保障内容を手厚くすることができます。特約を検討する場合には、性別により、重視すべきポイントが異なります。

男性は生活習慣病の保障を重視する

男性の場合、喫煙習慣や肥満の割合が女性より高い傾向にあり、女性に比べて生活習慣病のリスクがあります。[注3]

生活習慣病はがんや心疾患、脳血管疾患などの重大な疾病を引き起こす可能性が高いため、この部分の保障を手厚くしたい場合は、特約の付加を検討するのもよいでしょう。

[注3]厚生労働省 「平成 30 年 国民健康・栄養調査結果の概要」
(P,11より肥満割合 男:32.2%/女:21.9% P,24より喫煙習慣割合 男:29.0%、女8.1%)

女性は女性疾病保障を重視する

女性の場合、子宮筋腫や卵巣嚢腫など女性特有の病気になるリスクがあります。また、妊娠や出産における異常分娩や合併症、帝王切開などは身体への負担も大きくなります。こうした女性特有の疾病などに対する保障を特約で備えておくことも検討するとよいでしょう。

【女性】20代から50代まで年代別おすすめの医療保険

女性の20代から50代まで年代別おすすめの医療保険のイメージ

以下では、20代から50代までの女性におすすめの医療保険を家族構成別にご紹介します。

独身女性が医療保険を選ぶポイント

独身女性が医療保険を検討する際は、大きな病気になった時や数カ月仕事ができなくなった場合の備えや制度を確認しましょう。万が一の時に使える貯蓄はあるか、会社の傷病等に対する制度がどうなっているかが確認ポイントです。それを踏まえたうえで、病気やケガで働けなくなった場合に、その間の収入減に備えて、入院保障等を準備することをおすすめします。

既婚・子どものいる女性が医療保険を選ぶポイント

結婚していて子どもがいる女性が医療保険を検討する際は、病気やケガ、妊娠中や出産のトラブルなどで長期間動けない場合の、育児や家事への費用負担を想定しておくことが大切です。また、年齢や家族の状況により、必要な保障内容も変わっていきます。ライフステージに合わせて、必要な保障内容を確認し、もしもの時に備えて保険の見直しや新規加入、特約などを検討するとよいでしょう。

20代は保険料を抑えて保障に加入しておく

20代は、社会人になってすぐの頃で、まだ十分な貯蓄がないケースも考えられます。もしものときに備えて、まずは医療保険への加入を検討しましょう。加入を検討するにあたっては、入院保障など一般的な保障から加入することがおすすめです。

30代は乳がんや子宮頸がんのリスクに備える

30代に入ると、乳がんや子宮頸がんの罹患率もあがってきます。身内に乳がんを患った人がいる、女性特有の病気や持病に不安がある場合は、女性向け医療保険や特約を検討することをおすすめします。

40代は子宮体がんや卵巣がんのリスクに備える

40代に入ると、乳がんや子宮頸がんの他にも、卵巣がんや子宮体がんの罹患リスクが高まってきます。これらに対するリスクを踏まえて、女性疾病に手厚い保障が充実した医療保険や特約を検討するとよいでしょう。

50代は老後に備えて加入していたものを見直し

50代以降は、徐々に女性特有の疾病リスクは下がり、代わりに一般的な病気のリスクが急激に高まってきます。また、家庭によっては子どもが独立して、自分の親の介護が必要となる場合があるなど、ライフステージが変わる年代です。女性疾病に対する手厚い保障内容の医療保険や特約に加入していた場合は、一般的な医療保険への切り替えや特約を外すなどの見直しを行うとよいでしょう。

【男性】20代から50代まで年代別おすすめの医療保険

最後に、20代から50代までの男性におすすめの医療保険を家族構成別にご紹介します。

独身男性が医療保険を選ぶポイント

独身男性が医療保険を検討する際は、病気やケガで長期間の入院や治療が必要になった場合を想定し、収入が減った場合の対策を考えましょう。若いうちは、収入が比較的少ないことから、貯蓄も十分ではないかもしれません。傷病等に対する会社の制度を確認した上で、もしもの時に備えて入院給付金や手術給付金などの保障を検討するとよいでしょう。

既婚・子どものいる男性が医療保険を選ぶポイント

結婚して子どもがいる男性は、マイホームの取得や子どもの教育費といった大きな出費が想定されます。年齢やライフステージに合わせ、必要な保障をしっかりとする必要があります。家計に負担のないように保障を検討する必要がありますが、保険料を抑えつつしっかりとした保障を準備することができる保険期間が10年などの定期タイプで検討するとよいかもしれません。

20代だからといって健康リスクはあなどれない

社会人になったばかりの健康的な男性であれば、病気やケガを心配する必要はあまりないように思えるかもしれません。しかし、万が一の事態は絶対にないとは言い切れません。20代は、収入が比較的少なく、貯蓄も少ない傾向にありますが、病気を患ってしまってからでは保険加入そのものができなくなる可能性がありますので、早めに最低限必要な保障だけでも準備しておくことをおすすめします。

30代は家計と保障のバランスも考える

30代は、結婚や出産とライフスタイルの変化がある年代です。病気やケガによる長期間の通院や休業は、家族の生活にも影響を及ぼす可能性があります。医療保険の給付金や一時金などで、必要な保障を確保することをおすすめします。また、30代からがんなどのリスクも高まってきますので、がんに対しての特約等を付加することを検討してもよいでしょう。

40代は更新不要な終身型がおすすめ

男性の場合、40代に入るとこれまでよりも生活習慣病のリスクが高まります。一方で、子育て世代は教育費も上がる時期です。病気やケガをした時、公的医療保険だけでは医療費負担が重くなる可能性が高いため、保障の手厚い医療保険に入っておくとよいでしょう。大きな病気にかかってからでは選べる医療保険が絞られてしまいますので、将来のライフプランを想定して、自分にあった保障内容を検討しましょう。将来の見通しが立てやすい年代なので、更新が不要な終身型の医療保険を検討してもよいかもしれません。

50代は医療保険見直しのタイミング

そろそろ老後について考える必要のある年齢です。配偶者や子どもがいる世帯であれば、住宅ローンの支払い完了や子どもの独立などを踏まえると、今一度、加入している医療保険を見直すのに最適なタイミングです。病気やケガのリスクがますます高まる世代ですので、保障内容と支払う保険料とのバランスを考え、必要な保障内容を確認しながらの見直しをおすすめします。

まとめ

医療保険は多くの人が必要性を感じており、様々な商品が販売されています。医療保険を選ぶ際は、複数の保険商品を比較し、自分に合った内容の保険を選択することが重要です。
また、自分が置かれた環境変化に応じて、柔軟に見直しを行なうようにしましょう。
インターネットからお申込みが可能で、月々500円台から加入できる「スマ保険」には、1日以上の入院で一時金が受け取れる入院重点プラン、三大疾病でまとまった給付金が受け取れるがん・重大疾病重点プラン、働けない状態が続いた場合に年金が受け取れる就業不能重点プランという3つのプランがあります。ご自身の年代、性別、家族構成に応じて必要な保険を検討しましょう。

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