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基礎知識

生命保険の保険料平均はいくら?
年代・年収別に徹底解説!

万が一のリスクに備えるため、多くの人が生命保険に加入していますが、月々どのくらいの保険料を支払っているのかは気になるところです。

この記事では、年代・家族構成・年収別に、それぞれどんな内容の生命保険に加入し、毎月の保険料は平均いくら支払っているのかを解説します。自分に合った保険選びの参考にしてください。

生命保険の保険料の月額平均ってどれくらい?

保険料の支払いは毎月の家計支出の負担となるため、できる限り抑えたいものです。しかし、安心できる必要な保障を得るためには、どうしても保険料が上がってしまう…というジレンマもあるでしょう。一般的には、どのくらいの保険料を支払っているのでしょうか。年代別、家族構成別に、生命保険料の月額平均をご紹介しますので参考にしてください。

1世帯あたりの月額平均金額は3.18万円

生命保険文化センターの「2018年度生命保険に関する全国実態調査」によると、2018年度になんらかの生命保険(※)に加入している世帯は全体の88.7%で、1世帯あたりの年間保険料の平均は38.2万円、月額平均だと約3.18万円となります。

※民間の生命保険会社・かんぽ生命・共済等を含む

1人あたりの月額平均金額は1.63万円

同じく生命保険文化センターの「2019年度生活保障に関する調査」によると、直近の1人あたりの年間保険料の平均は下表の通りです。

直近の1人あたりの年間保険料の平均

1人あたりの保険料平均は年間では19.6万円、月額に直すと1.63万円です。また、男性の保険料平均は年間23.4万円、月額1.95万円、女性の保険料平均は年間16.8万円、月額1.4万円で、男性の方が多くの保険料を支払っていることがわかります。

年代別に見る生命保険料の平均額

生命保険において、年齢は保険料を決める大きな要素です。保険に加入する時の年齢が若い方が、死亡や病気にかかるリスクが低く、保険料が安くなるのが一般的です。

年代別の年間払込保険料

世帯主の年齢別で見る、直近の年間払込保険料は下表の通りです。

年代別の年間払込保険料

最も高いのは50代世帯

年間払込保険料が最も高い年代は50〜54歳で48.3万円となっています。反対に年間払込保険料が最も少ないのは29歳以下の23.3万円です。

50代は経済的・身体的不安が高まる年代

一般的に50代になると、仕事の上では重要なポストに就く責任の大きい立場となり、収入が増加します。同時に、目下に迫った老後生活や、医療や介護費用に不安を感じ、手厚い保障を備える必要性が高まる年代でもあります。収入が増加しているため、保険料として収入のうち多くを捻出する人も少なくないのではないでしょうか。

年収別に見る生命保険料の平均額

生命保険に加入したいと思っていても、支払う保険料が家計を圧迫しては困ります。自身の収入に応じた適正な範囲内で、無理なく払い続けられる保険料を設定することが重要です。

世帯年収別の払込保険料

世帯年収別で見る、直近の年間払込保険料は下表の通りです。

世帯年収別の払込保険料

年収が高いほど払込保険料は高い

払込保険料が最も少ないのが世帯年収200万円未満の世帯で21.0万円、月額平均で1.75万円です。反対に払込保険料が最も多いのが世帯年収1,000万円の世帯で61.0万円、月額平均は5.08万円となります。多少の前後はあるものの、世帯年収が高いほど保険料は高くなっています。

世帯年収に占める保険料の割合は平均7.2%

次に、世帯年収にどのくらい払込保険料が占めているのかみてみましょう。同調査内で「世帯年間払込保険料対世帯年収比率」で表されており、2018年は7.2%となっています。年収500万円の世帯であれば、年収500万円の7.2%である36万円が、年間払込保険料の目安として参考にできますね。
それぞれの世帯によって保険料に充てる金額は異なりますが、どの程度の予算にすれば良いか迷う場合は、この数値を参考にしてみましょう。

具体的にどんな商品でリスクに備えればいいの?

保険料の平均額を参考に検討する夫婦

保険料の平均額を参考にして検討するとしても、一体どのような保険で備えれば良いのでしょうか。保険料と同様、自身の年代や家族構成、年収によって必要な保障は異なるため、保険の特徴を理解して検討することが大切です。
多くの人が加入している代表的な3つの生命保険について、その特徴と加入時におけるポイントについて解説します。

死亡保険

被保険者が死亡または高度障害状態となった時に、死亡・高度障害保険金が支払われる保険です。一定期間を保障する「定期保険」と、一生涯を保障する「終身保険」があります。

配偶者や子どもがいる人は備えるべき保障

配偶者や子どもがいる人で、自身の死亡によって遺族に経済的ダメージを与えてしまうことが想定される場合は、死亡保険に加入する必要性は高いといえるでしょう。

ライフステージに応じて必要保障額の見直しが大事

結婚や出産など家族が増えるタイミングでは必要保障額も上がりますので、見直しが必要です。反対に子どもの独立など必要保障額が減った場合にも見直しを行なうことで家計の改善に繋がることもあります。

医療保険

病気やケガによって入院や手術をした時や、一定の病気になった際に入院給付金や手術給付金などを受け取れる保険です。

若くて健康に自信があっても検討したい保険

病気やケガによるリスクは、一般的に若い人よりも高齢者の方が高いですが、若くても入院や手術の可能性はないとは言えません。また、若いうちは収入や貯蓄が少ない場合が多く、医療費の負担が家計を圧迫するだけでなく、治療の選択肢も狭くなりがちです。健康に自信がある若い人でも、早めに加入しておくと安心でしょう。

がん保険

がんによって入院や手術、抗がん剤治療などをした際に、給付金が受け取れる保険です。保険商品や特約によっては、がんと診断されるとすぐに一時金を受け取れるものもあり、病院にかかる費用だけでなく、自由診療にかかる費用や、ウィッグや収入減の補填に充てるなどできます。

がんは日本人が最もかかりやすい病気

日本人の死因で最も多い病気ががんです。がんは部位や進行度によって、治療内容や治療期間が異なります。治療が長引いた場合の医療費や、治療中や治療後に、がんになる前と同じようには働けなくなるリスクも考慮して、保険による備えを検討すると良いでしょう。

家族構成によって必要な保障は異なる

がん保険は年代や家族構成によって必要性が異なります。働き盛りで子育て中の若い世代であれば、貯蓄からまかなえないことも多く、収入減への備えやベビーシッターなど子育てや家事にかかるお金が心配でしょう。一方で、身体に負担をかけられない可能性が高い高齢世代では、できるだけ治療の選択肢を広げるためにも、多くのお金を準備できると安心です。自分に合った内容の保険を選択する必要があります。

まとめ

生命保険の平均額は1世帯あたり月々3.18万円、1人あたり月々1.63万円で、年収の約7.2%が保険料として支払われています。これはあくまでも平均値であり、年代や家族構成など、それぞれの立場や環境によって異なります。
重要なのは、保険料も含めた、自分に合った保険を選択することです。保険を新たに検討する時、または加入している保険を見直す時は、複数の保険会社から見積もりを比較し、十分に検討するようにしましょう。

「スマ保険」は、月々500円台から加入が可能で、以下のプランがあります。
●1日以上の入院で一時金が受け取れる「入院重点プラン」
●三大疾病でまとまった一時金が受け取れる「がん・重大疾病重点プラン」
●働けない状態が続いた場合に年金が受け取れる「就業不能重点プラン」

いずれのプランもインターネットから申し込み可能です。自分の年代や家族構成、年収に応じて検討してみましょう。

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